おいでよ鹿児島その① 居酒屋「吾愛人(わかな」
鹿児島には美味しいものがたくさんあります。
黒豚、地鶏、さつまあげ(つけあげ)、芋焼酎……ぱっと思いつくのはこのあたりなんじゃないでしょうか。
もちろん挙げようと思えばまだまだたくさんあります。
牛なら「鹿児島黒牛」がいるし、鹿児島湾(錦江湾)で獲れた魚介の寿司は絶品だし、お米だって美味しいです。
芋焼酎で作った梅酒なんかも独特の美味しさがあります。
さしあたって今回は、戦前の割烹時代から続いている居酒屋「吾愛人(わかな)」の紹介です。
鹿児島の中心である巨大アーケード街「天文館」にあるので、旅行でも寄りやすいんじゃないでしょうか。
まずはこれ、名物「みそおでん」。
説明は公式サイトから引用した方が早いですね。
「当店の名物であります「みそおでん」は、先代が京都で修行中に伝授されて以来60年以上、つぎたしつぎたし受け継いだ伝統の味です。
そもそも南国の地、鹿児島に「おでん文化」は存在せず、県外からいらっしゃるお客さまによく驚かれます」
名物みそおでん 鹿児島伝統の味 天文館 吾愛人(わかな)本店
味噌の甘さと、素材の味がしっかり出ているだしとで、ひたすら美味しい逸品メニューとなっています。
具の種類が多いですが、迷う人には3種盛りセット(正式名称忘れた)がお勧めです。
「牛すじ・豚バラ・ゆで卵」
最高ですね。おでんはすぐに出てくるので、最初の一杯のおつまみにも最適です。
通販もあります。
もちろんこれ以外にも美味しいものはいっぱいあって、
桜島からとってきた溶岩を熱して肉を焼く「溶岩焼き」や、
鹿児島湾の幸をふんだんに活用した海鮮サラダなど、
挙げればきりがありません。
なので、もう一つ紹介するのも珍しい品です。
「カツオの腹皮」
鹿児島には、枕崎というカツオの名産地があります。
そのカツオからとれる腹の身の部分、マグロで言うトロです。
シンプルに塩焼きにしただけで、弾力たっぷりの身にカツオの旨味と脂が凝縮された美味しさを味わえます。
一切れでご飯1杯いけてしまえる勢いの味は、おかずにもおつまみにも最適です。
旅行しやすいご時世になったら、ぜひ鹿児島ならではの味を楽しんでみてください。